本で救われたって話

小学生の頃は本を読むのが好きではありませんでした。理由は3つあります。

  • 友達と遊びたい
  • ゲームしたい読書感想文が苦痛。夏は学校のプールに行きたい
  • 読書感想文が苦痛。夏は学校のプールに行きたい

小学生は忙しいです。友達と遊んだり、漫画読んだりゲームしたり、隣町へ自転車で大冒険したりサッカーしたり虫とったり今の子ならyoutube観たり…とやることが目白押しです。眼の前に楽しいことがたくさんあるのに、本を読むなんていう選択肢はないのです。ましてや読書感想文なんて強制的に書かせる夏の宿題が、「本は敵だ」と思わせる要因になっていたのです。

しかしそんな僕でも中学生になり塾へ行くのですが、その塾で紹介されていた「ぼくらの7日間戦争」という本が目に止まります。なんとなく読んでみよう、中学生になったし…そんな軽い気持ちで図書館で本を借りて読みました。そしたら…

むちゃくちゃおもしろい

なんやこれ…むちゃくちゃおもしろい…夢中になって読んでしまいました。

仲間と廃墟に立てこもり、そこを解放区と名乗って(カッコいい!)大人たちをギッタギタにする。こんな設定でワクワクしないはずがなかったのです。

本って敵じゃなったんだ…!と小説に魅了された中学生が製造されました。(その後もブックオフにたまたま続編があることを知り、シリーズ全部読んでしまいました)

こんな感じに小説にハマっていきました。

それともう一つハマる理由がありました。

親への抵抗

僕の親はいわゆる毒親でした。特に中学生になってから母親は友達は頭の良いこと付き合いなさい、将来はいい大学へ行きなさい、そしていい会社に就職しなさい。電◯に入社しなさい。あなたのために塾へ行かせるのですから。

いい成績をとっても親は褒めることはせず、悪い成績をとれば塾へどれだけお金を払っていると思っているんだと怒られました。

友達は関係ないし将来のことは自分で決めることを伝えても「金は親が払ってるんだぞ言うことを聞けないのはどういうことだ」と怒らたり、友達と遊ぶ、ゲームをするにしても「学生は学業が本文でしょう、学業ないがしろにするとはどういうことなの」とキレて友達と遊ぶことを許してくれなかったり、ゲーム機を目の前で床に投げつけて壊すなんてことがありました。「あの子は不良だから、あの家庭は良くないから」と友達の家や人格を否定をするようになってきました。

そして極めつけに母親は「あんたを生んだことが人生で最大の失敗だった」と言い放ちます。

それでもギリギリのところでグレることがなかった

僕の大事なものを奪っていく親がどうしても許せませんでした。ただお金の面ではどうにも言い返せませんでした。親がスポンサーなのでスポンサーの言うことを聞けは正論だと思います。でも、そんなド正論が僕を傷つけていたのは確かで、とにかくもう「親が憎い」という気持ちしか湧いてこなくなりました。

そんなときに小説が力をくれました。

僕の知らない世界。ワクワクするストーリー。登場人物が放つ言葉がいつも僕の胸に突き刺さります。親とのやりとりですり減っていく心を癒やしてくれました。小説には心を豊かにさせる、そういう力があります。

グレて非行に走りたくなるぐらい自暴自棄なときもありましたが、すんでのところでいつも救われていました。小説がなかったら今頃どうなっていたか…考えるだけでゾッとします。

そして今僕は親と離れて生活し、なんとか楽しんで生活しています。今も気になる小説はチェックして読んでいます。

何するにもだるいなー、つまんねーなー、親うぜーなー、暇だなーという方は小説を読んでみるといいです。

このブログでおすすめ本をたくさん紹介させてもらえればと思っています。

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