ドラゴンクエストユアストーリーを観てきたので感想

※ネタバレ含みます。ゲームの感想とかドラクエVの小説のこととか書いてます。

 

 

 

 

 

 

 

周りの評判

僕の周りでは賛否両論あり、どちらかというと周りの評判はよくありませんでした。

個人的には観た感想は、思ったより良かったなと思いました。少なくとも、周りの評判よりは悪くないかなと。

ただ、ストーリーとしてはよかったのに、それ以外のところで台無しにしていてもったいないと思いました。

監督の狙いは分かるし共感できますが、その分どうして最後そういうオチにしたのかというのは疑問が残りました。

ドラクエVの思い出

僕は初めてプレイしたゲームがドラクエVでした。まだ小学生になる前で、喜(仲間増える)怒(ゲマああああああ!!!!!!!)哀(サンタローズ村…じいさん…)楽(ぱふぱふ)(と認知できるほどの年齢ではなく、あれが喜怒哀楽だったんだと知るのは成長してから)を体感できる素晴らしいゲームでした。

それと同時にドラクエVの小説も大好きです。初めて読破したのは小学5年生のときでした。数十年経った今でも読み返しています。

ドラクエVの小説は細かくキャラや独自の世界観を設定をしているにも関わらず本来のゲームのストーリーを壊すことなく繊細に書き上げてあります。主に主要キャラの心の揺れ動きをめちゃくちゃ丁寧に書き上げててくれてて、それをゲームに落とし込んでも全く違和感ないしむしろストーリーの補完をしてくれるほど。ビッグアイのあのシーンと主人公が過去へ行き戻ってきた際のポワンの配慮が、もう涙なしには見れません。主人公のやさしさも、ピエールの怒りも、とにかくすべてのキャラクターが好き。僕が動物が好きになったのも主人公が異種族と仲良くしているからだと思うし、幼馴染キャラに弱いのは完全のドラクエVの影響。金髪最高。

ドラクエユアストーリーのCMを観たときの感想とギャップ

今回の映画ドラクエのCMを観たときは「ドラクエVのじゃん!名前リュカじゃん!小説ベースのストーリー構成なのかな!ワクワク!」となっていました。今回映画を見に行った、行こうと思っている人たちはドラクエVや小説が大好きな人たちが大半だと思います。それほどドラクエVのゲームと小説はもうそれ自体が何事にも代えがたい存在なのです。僕もドラクエVのゲームも小説も大好きです。

だからドラクエVのストーリーを端折ってしまっていたり(レヌール城のやりとは?ジャミゴンズ一撃すぎない?ラインハット全然ちゃうくない?そもそもヘンリーそんな王族気取りしてたの幼少期くらいで奴隷時代になってからは垢抜けてない?)

リュカという名前を使用し小説の存在をチラつかせ期待が膨らむなか何も関係ないところとか(しかも名前本当はリュケイロム・エル・ケル・グランバニアだからな、小学生の時めっちゃ暗記したから)

きっと僕らもゲームの世界に入りたいという願いが、非現実の世界で得られたあの感動体験が……

あの最後のオチでは得られないというのは監督自身が一番分かっているのではないでしょうか?

映画ドラクエで一番言いたいことはゲームの体験の否定を肯定する、ということだと思っています。

でも、あのようにストーリーを端折ったり小説無視した状態で、否定を肯定する以前にいろんなツッコミがでてしない肯定する前に映画が終わってしまうという別のオチが待っています。

ドラクエVがドラクエVを忠実に再現し映画をつくったのなら、文句なしに感動で涙があふれて3回でも5回でも映画見に行ったでしょう。

ただ、ドラクエVを二時間、三時間の映画に収めるというのは極めて困難というのも承知しています。端折りながらもがんばってみんなが分かるように努力していたし(若干ゲームプレイしているの前提で話進めていたのもあったと思うけど)、東京都交響楽団の演奏で観れるのはよかったし(NHK交響楽団で録音したドラクエVの音源が好きだが)、CGはとてもきれいだった。

だからこそ、ほんともったいないー!!って思いました!

公式が認めた二次創作。嫌じゃないんだ。もっとこういうのが増えるといいなって思うし、今後もチャレンジしてほしいと思います。

小説ドラゴンクエストVの作者、久美沙織さんの望んでいること

別件で、現在原作者の久美沙織さんがリュカの名前の使用に関して訴えています。

個人的には久美沙織さんのクレジットを入れてほしいですし、ドラクエVが好きな人たちのことを思うのなら入れてほしいです。それは観に来た人の世界観を壊さないためにできる今一番の配慮だと思います。

そして小説みなさん読んでほしい。映画ドラクエで宣伝できないなら自分がします。ドラクエVの小説はいいぞ。よろしくおねがいします!

劇場版「光のお父さん」観てきたので感想

2019年6月23日